2005年5月1日(日)22:43

新しい法律の80パーセントはEUが制定

ミュンヒェン(AP)

ドイツ連邦議会は立法機関としての重要性を失いつつある。『ミュンヒナー・メルクーア』紙Muenchner Merkur(月曜版)の報道によれば、ドイツで発効する法律や規定のすでに80パーセントは、連邦議会や連邦政府でなくブリュッセルのEUが制定しているという。これはキリスト教社会同盟(CSU)のヨハネス・ジングハンマー議員の質問に対する連邦法務省の回答から明らかになったもの、と同紙は報じている。

1998年から2004年までに決められた23,167の法律や規定のうち、ほぼ19,000がブリュッセルで制定され、連邦議会が可決した法案は4,250に過ぎないという。

ジングハンマー議員は、国の議会の権限が奪われている。この不均衡はEU憲法で固定化されると警鐘を鳴らした。私は5月12日に連邦議会で行われるEU憲法の批准では、反対票を投じるつもりだ。発展の方向は「透明性のある民主主義に逆行」するものだ。数字はまた、どこから官僚主義を解体する必要があるかを示している。「問題はブリュッセルから来ているのだ」、と議員は語った。

原題:80 Prozent der neuen Gesetze kommen von der EU




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